こんにちは!!
張り切って早寝したらベルギーvsブラジル戦を寝過ごしたTです!!!
ただの長時間睡眠でした!!!
さて、今回は可変バルブ機構のVANOSについてです!!
VANOSとは1992年から採用され始めた可変カムシャスフトコントロールシステムです。
ドイツ語のVariable Nockenwellen Steurungの略ですね!!
和訳するとVariable→可変 nockenwellen→カムシャフト Steurung→コントロールになります。
1992年からシングルVANOSが採用され、1996年からダブルVANOSが採用され始めました。
では、VANOSは何をしてくれるのかと言うと、アクセルの踏み具合やエンジン回転数などの状況に応じて、カムシャフトのバルブタイミングを調整してくれます。天才!!
シングルVANOSのカムシャフトは吸気側のインテークカムシャフトの可変のみですが、
ダブルVANOSだと吸気のインテークと排気のエキゾーストのカムシャフトの2つが可変します!
では、どのように可変していくかと言うと….
低速域→吸気バルブの開くタイミングを遅らせてアイドリングを安定させます。
中速域→バルブの開くタイミングを早めてトルク高めます。
そして、高速域ではバルブの開くタイミングを充填効率が高まるまで遅らせてフルパワーです!!イェーーーー!!!!
え?常にバルブを充填効率が高いタイミングで開けばいいんじゃないの?と思われるかもしれませんが…
どんな状況でもバルブを最高の重点効率で開いてしまうと、ガスの未燃焼が起こってしまうので、排ガスが汚くなったり燃費が落ちてしまうんですね。
更に、ガス未燃焼はカーボンスラッジというエンジンルームにダメージを与えかねない様な汚れの原因となります!!
なので、可変バルブでエンジンを効率よく使う=環境に良い+寿命を伸ばすということになります!
つまり、VAMOSは車にも環境にも優しいエンジンシステムなのです!!
シングルVANOSはE36型の3シリーズと5シリーズのM50エンジンに初採用です。
そして、初めてダブルVANOSが搭載された車はE36 M3と最高グレード車にぶち込んだ自信作なんです!!
現在はバルブトロニックと更に効率の良いエンジンになっていますが、それまではダブルVAMOS様様な状態でした。
そんなダブルVAMOSを採用しているE46型のMT車を当店では数多く揃えていますので、是非ご来場ください!!
春日部市増戸832-1
048-760-0500
https://www.nextimport.co.jp
nextimport@xui.biglobe.ne.jp